国際都市・京都の新しいランドマークとして 近未来的な装いをまとい 最新のハイテク設備をそなえた京都リサーチパークでは 新世紀に向けたニュービジネスが芽吹き始めています。 下京は、京都の未来をリードしていく拠点として 力強く歩み続けている街といえるでしょう。 もちろん歴史都市としての貴重な史跡も数多く遺っており 人々の地道な努力のもとに守り続けられています。 源氏累代の邸宅堀川館(ほりかわやかた)に由来する若宮八幡宮や左女牛井(さめがい)跡 平清盛の西八条殿(にしはちじょうどの)の鎮守社とも伝える若一(にゃくいち)神社などは 平安時代に勃興した武士勢力の名残をしのばせています。 歌人・藤原俊成(としなり)を祀った俊成社(しゅんぜいしゃ)や 俳人・松永貞徳(ていとく)が創祀した花咲(はなさき)稲荷社 さらに国学者で俳人の北村季吟(きぎん)が祠官を務めた新玉津島(しんたまつしま)神社など
平安前期の御霊会(ごりょうえ)をもとに始まり 室町期以降は町衆の祭として発展してきた祇園祭において 下京は五百年以上にわたってこの祭を支えてきました。 徳川慶喜が宿所としたことのある東本願寺や 新選組がいちじ屯所を置いた西本願寺を中心に 幕末維新の嵐は下京の大路小路(おおじこうじ)にも吹き荒れ 路傍には兵たちの戦いの跡などが遺されています。 積極的な未来へのチャレンジ精神と 長きにわたる歴史への慈愛が共存する下京の街では 京都の持つさまざまな側面をうかがい知ることができます。 これまで通り過ぎていた小径(こみち)に足を向け 都の新しい表情を見つけに出かけてみましょう。 |
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